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ブログ 美術館だより

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2014/11/25 (Tue) 感謝の集い

11月22日(土)
今までの感謝の気持ちをお伝えするべく
「今井繁三郎美術収蔵館 感謝の集い~またお会いできる日まで~」
を開かせて頂きました
 
沢山の方々にご出席頂きましたこと
改めて御礼申し上げます

初めに美術館を会場とし
午後2時より

現代舞踏家の
森 繁哉氏から
今井と美術館についてのお話があり
続いて
森氏に師事する
橋本匡史による舞踏
(館長を強く意識した姿で)


そして森氏による舞踏
(今井が三途の川をまだ渡っていないという
館長の言葉より)
 

お二人による力強い舞踏が披露されました

続いて館長夫妻に花束贈呈が行われましたが
本当に有難いことです
 

その後
美術収蔵館のこれからについての
意見交換が行われました


皆様からの強い熱意を感じ
改めて今井の遺したものの持つ魅力と求心力を感じました
そして感謝の気持ちを皆さんへとお伝え致したいと思います



午後6時半からは
鶴岡市内の「グランド エル・サン」へ会場を移し
2階カトレアの間にて
今井の娘たちによるあいさつ
小林好雄氏より午後2時からの意見交換のご報告
中村博信氏によるあいさつが行われました
その後1階のローズの間においては
酒井忠久様より乾杯の挨拶を頂戴いたしました




 

閉会は恒例の「北国の春」を
参加者全員一つの輪になり合唱しました
森繁哉氏と高橋匡史氏にも即興で踊って頂きました


今井繁三郎という人間は
幸せであったと同時に
今も幸せである、と思います

いよいよ
今度の金曜日・土曜日・日曜日を残すのみとなりました

皆様のご来館を心よりお待ちしております




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2014/04/29 (Tue) お知らせ
今年は諸事情により
例年より遅い開館となりました
お待たせいたしまして申し訳ありません

日を追うごとに草も木も芽吹く姿に
当たり前のこととはいえ感動すらおぼえます
今年から通いになり
ますます魅力的に感じるのかもしれません

先日までの主役のふきのとうは蕗と選手交代
タラの芽はもう終わり
代わりに蕨が姿を現しました
他にもヒトリシズカや椿
山桜が満開です
(前回の桜とは違う品種のようです)
とてもいい匂いのする桜で
庭を手入れをしながら春の訪れを楽しんでいます

今週はゴールデンウィークの関係で
金曜日(5/2)はお休みさせていただきます
5/3から5/6は休まず開館致します

皆様のお越しをおまちしております

ヒトリシズカ


椿


いい匂いの桜
 

早くに咲いた桜の花吹雪



2011/09/05 (Mon) 秋を恐れず
9月に入り
秋の風が吹いています
秋になるともう冬が間近に感じ
あの厳しい冬がすぐにでもやって来そうで怖い怖い

さて
そんな秋ではありますが
当館にとって嬉しいことが有りました

毎号庄内の魅力を素敵に伝えてくれる
『クレードル』-出羽庄内地域文化情報誌-の9月号に
庄内ゆかりの美術館の特集が組まれ
当館も掲載されております



9月号表紙 ノドグロと月山長いもだそうです
この表紙をみかけたら是非お手にとってください

さらに嬉しいことに
特集のトビラ写真も当館の外観です!


この角度から撮られるとは!鬱蒼とした緑がよく伝わるようです
(実際はもっと美しい写真・印刷です)

さすがは『クレードル』さんです
早速それを見たといって来館して下さっております

有難うございました

館長の溢れる思いも上手にまとめていただきました
過去の企画展も載っており
その中にはなつかしいインド・ミティラー展の写真もありました

ミティラー展・ワルリー展が開催される度にインドの方が我が家に滞在し
館内で作品を作り上げていました

緻密で繊細
その器用な手先から生まれる線は
いつまでもいつまでも見ていられるようでした

そんな懐かしい思い出も蘇る内容です


そのほかにも
庄内から発信するさまざまなこと
医学研究や料理、特産品に至るまで魅力をぎゅぎゅーっと詰め込んで
『クレードル』9月号となっています

それを読んでいると
秋は冬の始まりじゃない!秋の楽しみを堪能しよう!
…発想の転換を図ることができました
7f1d132c.JPG今日は朝から20名程の団体客がありました。
当館には、ここ庄内をはじめ、県内各地から、婦人会や老人会の方々がよく研修や日帰り旅行で訪れて下さいます。限られた時間の中で、館内をじっくりと観られる方、庭を散策される方、それぞれに過ごされて行かれます。
一年を通して、老若男女、様々な方がいらっしゃいますが、やはり一番多いのは、子育てが一段落した世代の方達です。
・・・・・というわけで、改めて考えてみました。私のように、育児真っ最中の同世代の方達にも、気軽に訪れることのできる美術館にならないかと。『美術館』というと、子連れでは多少抵抗を感じるのはよくわかります。子供が館内で騒いだり、展示品に手を触れて傷付けたり…と、想像するだけで、拒否反応を起こしてしまいますよね。実際、子供達もつい手が伸びてしまうような、今井の面白い(変わった?)コレクションが館内の随所にあります。反対に、よくわからない世界に退屈するお子さんもいるかもしれません。
当館は今井繁三郎の常設館であり、子供向けの企画展もなければ、喫茶コーナーがあるわけでもありません。確かに子育て世代には魅力的に思えませんが、この美術館の中に、この庭のどこかに、何かしら感じ取っていただけるものがあれば…と模索しているところです。
8729c972.JPGc0de6723.JPG
「どうしたら、身近に感じて
もらえるかな?」

        「う~む、わからないなぁ」


あれこれ考えているうちに、今井、いえ祖父の皮肉たっぷりの声が聞こえてきそうです。
5f150f07.JPG

         「ははん、おめは何やろうってんだ?」
2007/03/22 (Thu) 鳳凰
3月になって真冬のようなお天気が続いています。年度末ということもあり、日々慌しく過ごしているうちに、今月もあっという間にもう下旬。久々の更新です。

私事で恐縮ですが…
昨日娘の卒園式があり、その後、鶴岡駅近くの鶴岡第一ホテルで謝恩会が開かれました。会場は「鳳凰の間」。ふと、足元のカーペットに目をやると、
e148508e.JPG
「あれ、これは??」
年季の入ったこのカーペット、確かに見覚えのある柄です!!


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家に帰って、引き出しの奥から出してみたスカーフ。今井が随分前(20年位前?)にデザインしたものです。同じ柄で色違いのこのスカーフは、色ごとにシルクの素材感も違います。作られたばかりの頃は当館でも販売していましたが、既に完売しております。

思いがけない所で出逢った今井のデザイン。すっかり私の記憶から消え去っていましたが、そういえばそうだったような…?
最後にひいおじいちゃんに祝福されて、娘の幼稚園生活も終わりました。
プロフィール
今井繁三郎美術収蔵館の管理人
美術収蔵館の周辺での出来事などをお便りしていきます。
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