忍者ブログ
>>HOME

ブログ 美術館だより

[35]  [34]  [33]  [32]  [31]  [30]  [29]  [28]  [27]  [26]  [24
2024/04/25 (Thu) [PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

7f1d132c.JPG今日は朝から20名程の団体客がありました。
当館には、ここ庄内をはじめ、県内各地から、婦人会や老人会の方々がよく研修や日帰り旅行で訪れて下さいます。限られた時間の中で、館内をじっくりと観られる方、庭を散策される方、それぞれに過ごされて行かれます。
一年を通して、老若男女、様々な方がいらっしゃいますが、やはり一番多いのは、子育てが一段落した世代の方達です。
・・・・・というわけで、改めて考えてみました。私のように、育児真っ最中の同世代の方達にも、気軽に訪れることのできる美術館にならないかと。『美術館』というと、子連れでは多少抵抗を感じるのはよくわかります。子供が館内で騒いだり、展示品に手を触れて傷付けたり…と、想像するだけで、拒否反応を起こしてしまいますよね。実際、子供達もつい手が伸びてしまうような、今井の面白い(変わった?)コレクションが館内の随所にあります。反対に、よくわからない世界に退屈するお子さんもいるかもしれません。
当館は今井繁三郎の常設館であり、子供向けの企画展もなければ、喫茶コーナーがあるわけでもありません。確かに子育て世代には魅力的に思えませんが、この美術館の中に、この庭のどこかに、何かしら感じ取っていただけるものがあれば…と模索しているところです。
8729c972.JPGc0de6723.JPG
「どうしたら、身近に感じて
もらえるかな?」

        「う~む、わからないなぁ」


あれこれ考えているうちに、今井、いえ祖父の皮肉たっぷりの声が聞こえてきそうです。
5f150f07.JPG

         「ははん、おめは何やろうってんだ?」
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
無題
お久しぶりです。早いものでお邪魔できぬまま6月になっちゃいました。早くお邪魔したいナー。
突然の訪問でも大丈夫なのでしょうか?
休刊日(曜日)とかございますか?

ところで、子供と一緒だと確かに緊張します。
でも、そんな世界が有ってもいいのでは!
そんな緊張感がまた素晴らしくもあり、集中できる場でもあり、非日常的で新鮮なのかも☆
作品の偉大さや大切さを子供に分かってもらえる場なのかな~などと思います。
頑張って下さい。
hokkori URL 2007/06/01(Fri)11:21:13 編集
hokkori様
お久しぶりでございます!お元気ですか?
そうなんですよね!hokkoriさんのおっしゃる通りだと思います。
ある意味では、子供にとっても色々な事を学ぶ良い機会・場所だと思うので、私もあちこちで開催される美術展には、子連れで足を運ぶ事が多いです。
(広い空間に大興奮の子供達は、大はしゃぎで走り回り、結局叱ってばかりで、落ち着いて鑑賞できない場合が多いですが…)
うちの美術館は、一日に数人来館者があるかないかという感じですので、大体貸切状態になります。
hokkoriさんも是非、お子様連れでいらっしゃって下さいませ!
休館日は月曜日です。といっても、館長の母一人でやっておりますので、突然臨時休館になることも多々有ります。
お手数ですが、事前にお電話していただく方が確実です。
電話番号は0235-62-3667です。


今井美術館(小倉) URL 2007/06/01(Fri)14:31:24 編集
無題
体調を崩していたので、久しぶりにパソコンに向かっています。
5月の羽黒は美しい緑に囲まれて素晴らしい景色でした。
散歩道を散策した後、あちこちに点在している「石」を片っ端から写真に撮ってきました。なんの気なしに目の中にあった「石」だったはずなのですが、いざカメラを向けてみると
色と言い形と言い、実に美しいのに驚きました。大きさにも驚き、つい「これは相当送料がかかったな」などと現実的なことも頭に浮かぶ始末でした。
今井は、ただものでは無かった。
ついん 2007/07/09(Mon)11:12:40 編集
ついん様
久々のコメント、ありがとうございます!その後、体調の方はいかがですか?
今の時期は公私共に忙しくて、なかなかブログを更新できずにおります。
梅雨に入って庭はますます鬱蒼としていますが、木草館長は大張り切りで、せっせとお客様を獣道ならぬ散策道にご案内して、あっちの石・こっちの石と座っていただいているようです。
庭の石に関しては、以前ブログ内でも紹介したのですが、まだまだ沢山ありますよね! 嘘か真か“庭師垂涎物”の石や木も紹介しなければ、と思っています。
それより何より、「絵描き 今井繁三郎」を語りたいんですけどね!私には限界が…。
今井美術館(小倉) URL 2007/07/09(Mon)19:59:11 編集
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
プロフィール
今井繁三郎美術収蔵館の管理人
美術収蔵館の周辺での出来事などをお便りしていきます。
アクセス解析
忍者ブログ [PR]