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ブログ 美術館だより

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2024/05/09 (Thu) [PR]
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2015/09/03 (Thu) 復活!
「またお会いできる日まで」と
希望を持っての休館から
約1年がたちました

おかげ様で
沢山の方々に支えられ
来春の本オープンを前に
今月12日よりプレオープンする運びとなりました

そのプレオープンを控えた8月29日(日)
午前10時より
20余名のボランティアの皆さんによる
館内及び周辺の庭の保全活動が行われました

ボランティアの皆さんは
各自機材を持ってきて下さったり
鎌などの道具を持参して来て下さったり
本当に頼もしい方々で

仕事内容の説明が終わると
お互い初めて会ったにも関わらず
見事な連携を見せてテキパキと
また、積極的に関わって下さり
どんどん作業が進んでいきました


  屋根に降り積もったヒマラヤ杉の葉を落としたり


  下草のはびこるアトリエ前


  梱包用の段ボールが山のように出ました


  レンガ敷きの汚れも丁寧に取って頂きました


お昼にはBBQを囲んでの歓談
そして今後についての意見交換もでき
有意義な時間となりました





 

続けて夕方まで一生懸命取り組んで頂き
皆さんが励んで下さったその場所は
館内も庭も
見違えるようにきれいになりました



  丁寧な作業の賜物です


  奥のほうまでずっと綺麗にして頂きました


  駐車場も広がりました

 
  びっくりするほど、すっきり見違えました!


開館から25年、家族で守ってまいりました当館でしたので
当日は熱く込み上げてくるものがありました
「本日は、館内や外で働いて下さる皆さんの姿や
 庭に響くチェーンソーの音に
 強い希望が見えた気がして心強かったです」
と、思わず涙を流した館長でした

ボランティアに参加して下さったみなさん
この活動のお知らせや
活動報告に協力して下さった報道関係の皆様
ご協力に心からお礼申し上げます

12日より
11月末までの土日と祝日
午前10時から午後4時までの開館となります

ぜひまたお会いしましょう
綺麗になった今井繁三郎美術収蔵館にて
心よりお待ちしております
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2014/11/30 (Sun) 有難うございました
本日をもちまして
今井繁三郎美術収蔵館はひとまず休館とさせて頂きます
1990年5月の開館からの長きにわたり
皆様には大変お世話になりました
沢山の方に愛され支えて頂きました
改めましてお礼申し上げます
有難うございました

「休館」と致しましたのは
また新たな形で皆さんと再会できる日を
との思いからです

今日は太陽が眩しいくらいの日差しを届けてくれ
これが最後の日ではないよ、と言ってくれているように思いました


長崎からはるばる運んできた「甕」は水がめとして使われていたもの


美術館に隣接するアトリエ(冬が来る前にメンテナンス)

美術館の前に立つ像は韓国から
最後の一日をじーっと見つめているようでした



皆さん、ここを通って来て下さいましたね

 
正面からの当館
開館当時に比べすっかり周りの景色に溶け込んでしまいました
この後玄関脇を守るシーサーには冬支度をさせ
これから来る厳しい冬に備えました

本日も沢山のお客様に来て頂き
賑やかに楽しい一日となりました
有難うございました

やがて本格的な冬を迎え冬を越し
緑萌える春が訪れます

そして新しい「今井繁三郎美術収蔵館」にて
また皆様にお会いできる日まで…
2014/11/25 (Tue) 感謝の集い

11月22日(土)
今までの感謝の気持ちをお伝えするべく
「今井繁三郎美術収蔵館 感謝の集い~またお会いできる日まで~」
を開かせて頂きました
 
沢山の方々にご出席頂きましたこと
改めて御礼申し上げます

初めに美術館を会場とし
午後2時より

現代舞踏家の
森 繁哉氏から
今井と美術館についてのお話があり
続いて
森氏に師事する
橋本匡史による舞踏
(館長を強く意識した姿で)


そして森氏による舞踏
(今井が三途の川をまだ渡っていないという
館長の言葉より)
 

お二人による力強い舞踏が披露されました

続いて館長夫妻に花束贈呈が行われましたが
本当に有難いことです
 

その後
美術収蔵館のこれからについての
意見交換が行われました


皆様からの強い熱意を感じ
改めて今井の遺したものの持つ魅力と求心力を感じました
そして感謝の気持ちを皆さんへとお伝え致したいと思います



午後6時半からは
鶴岡市内の「グランド エル・サン」へ会場を移し
2階カトレアの間にて
今井の娘たちによるあいさつ
小林好雄氏より午後2時からの意見交換のご報告
中村博信氏によるあいさつが行われました
その後1階のローズの間においては
酒井忠久様より乾杯の挨拶を頂戴いたしました




 

閉会は恒例の「北国の春」を
参加者全員一つの輪になり合唱しました
森繁哉氏と高橋匡史氏にも即興で踊って頂きました


今井繁三郎という人間は
幸せであったと同時に
今も幸せである、と思います

いよいよ
今度の金曜日・土曜日・日曜日を残すのみとなりました

皆様のご来館を心よりお待ちしております




2014/11/05 (Wed) ヒマラヤシーダ
毎年雪解けの頃になると
当館のヒマラヤシーダの下に
ヒマラヤローズが落ちています
その年その年で沢山だったり
そうでもなかったり・・・
夏を過ぎると美術館の二階からまつぼっくりが見えますが
今年はアトリエの屋根越しにも
可愛らしい色をしたまつぼっくりが見えます



遠くからですが
実はかなりの大きさと思われます
(15cm前後はあるのではないでしょうか?)


先日秋恒例の
加茂小学校のみなさんによる
「秋探し」があり
カラマツや柿の実、紅葉した枯葉など
それぞれ気に入ったものを
袋いっぱいに詰めていました
ちょうど国語の学習に出ていたという「ほうの木」を見つけて
喜んでいる姿もありました
藪地にも臆することなく進む姿に
さすが加茂っ子!と思いました

 

また
山形県鶴岡市にある致道博物館におきまして
「美を謳う 艸展」
が開催中です(7日まで)
今井にゆかりのある方々の素晴らしい作品と
今井の遺作も2点並んでおります








さて、今井繁三郎収蔵館はいよいよラストスパートです

秋が深まるこの季節
どうぞ当館へお越しくださいませ
2014/07/01 (Tue) 館内のご案内
前回に引き続き
館内をご紹介したいと思います
今回は2階です
1階とはまた異なった空気感です
奥の展示室には
一階より通し柱となっている大きな欅の柱があります


手前の展示室





蔵の持つ静けさと今井の絵が調和した空間になっています
陳列ケースの中には貝殻が所狭しと飾られていますが
多くが長年通った長崎から求めたものです

階段を登った2階ホールの窓からの景色です
正面に見えるのはヒマラヤ杉


目を凝らすと・・・

巨大なまつぼっくり(?)がたくさん実ってます
来春にはバラバラと剥げ落ち
先だけがバラのようになって一面に落ちます
それが前にもご紹介した
ヒマラヤ杉の「シーダーローズ」です
ご希望の方には差し上げますので
来館の際は声を掛けてくださいね

プロフィール
今井繁三郎美術収蔵館の管理人
美術収蔵館の周辺での出来事などをお便りしていきます。
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