忍者ブログ
>>HOME

ブログ 美術館だより

[8]  [9]  [10]  [11]  [12]  [13]  [14]  [15]  [16]  [17]  [18
2024/03/29 (Fri) [PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2007/05/30 (Wed) 目に青葉
なかなかブログを更新できないまま、もう5月も終わりになってしまいました!
2007.GW.JPG
 
こちらはGWの頃の庭です。柔らかな、目に優しい新緑の色。


2007.5.30.JPGそしてこちらはその3週間後の庭。すっかり緑が濃くなってきました。緑のトンネルがお客様をお迎えします。


これから梅雨に入ると、鬱蒼とした緑に覆われるこの庭。

0066bc71.JPG

今、ガザの花が綺麗です。
PR
2007/04/30 (Mon) 今、見頃です!
大型連休に入り、お天気にも恵まれて、まさに行楽日和!辺鄙な場所にありながらも、普段より多くの方々がご来館下さいました。どうもありがとうございます。枝垂桜七分咲き
アトリエ(兼住宅)前の枝垂れ桜が、今ほぼ満開!ちょうど見頃です。残念ながら一昨年~去年の大雪で、枝がだいぶ折れてしまったため、以前よりボリュームに欠けますが、この桜を目当てに、今日いらして下さった方も。枝ぶりがちょe3dbf94f.JPGっと変わっているそうです。ご夫妻でいろんな角度から写真を撮っていらっしゃいました。周囲はやっと新緑が芽生え始めたところですが、枝垂れ桜が咲くと一気に庭(のその場所)が華やぐ気がします。これからの季節、色とりどりの花が咲き、徐々に黄緑から濃い緑に包まれていく、この自然庭です。
dfa2ecef.JPG

周りの田んぼでは、田植えの準備も始まっています。
2007/04/23 (Mon) 春のおもいで
15年前の今日、今井の妻キクが80歳の生涯を閉じました(キクについては後日またお話しします)。長年苦労をかけた妻のために、明るく賑やかなのが好きだった妻のために、今井が演出した告別式がアトリエで行われたのは、その数日後のことでした。

まずは祭壇作り。懇意にしている大工さんに依頼して、升目状に木枠を組み、その中にひとつひとつパンジーの苗ポットを入れました。その2~3畳位の大きさの花壇を斜めに設置して、真ん中に遺影を飾りました。
無宗教なので読経や焼香はなく、告別式ではキクの好きだった歌曲を流し、ご来席の皆さんにカーネーションの献花をしていただきました(キクは名に反して菊の花を好まなかったのです…)。祭壇の周りにも色とりどりの生花が飾られ、アトリエは花園のように。
その日は天気も穏やかで暖かく、庭にはツツジが咲き、枝垂れ桜も満開。沢山の花に包まれて、キクも喜んでいたことでしょう。

庭の花々が咲きほこるこの季節になると、あの穏やかな春の日と「ヴェニ・ヴェン」の歌声が蘇ります。
2007/04/21 (Sat) ゆっくり、春

6bb48d7b.JPG肌寒いこの春、暖冬だったわりには庭の花もまだ少し足踏み状態です。鶴岡公園の桜は満開でも、少し標高が高いこちらは桜も五分~七分咲きで、梅がやや見頃を過ぎたくらい。

7d9be5ae.JPG例年だと今頃もう咲き始めている枝垂れ桜もまだ蕾。年々老木になりつつありますが、満開になるとよくお客様がこの桜の前で写真を撮られている姿をお見掛けします。


庭を散策していると、あちらこちらに春の野草を見つけました。
15d40162.JPGこれは「ショウジョウバカマ(猩々袴)」
d824c783.JPGそして「キクザキイチゲ(菊咲一花)」
               da242472.JPG
むむっ、何でしょう、この案内板は!?
「散歩道―奥へ歩いてみてください」と書いてあります。狭い小道を数メートル歩いたところで、ふと足元に視線を落とすと、キクザキイチゲが。しかし、目の前は薮でふさがり、棘のある植物が足に絡まってきて、とてもその先には進めません!確かに、昔は池を囲むようにぐるりとまわれた散策道でした。が、元のように歩けるようになるまでには、もう少し手入れしないと…館長さん!!
318ff445.JPG当館の前庭にはかつて芝生が生えていました。しかし、表面が粘土質だったため、芝生には不向きで、いつしかその姿は消えてしまいました。庭に車を乗り入れるようになってからは、雨が降るたびに地面がぬかるんで足元が悪くなり、お客様に大変ご迷惑をお掛けしているという現状です。
今年度の開館を控えたある日、荷物を運んできたトラックがぬかるみでタイヤを空転させているのを見た館長は、「これではいけない!!」と、突然思い立ちました。
9cc80b3c.JPG業者に頼んで赤土部分を取り除き、水はけを良くした状態になったところで、細かい砂利を敷いてもらいました。今はまだ新緑が乏しく、周りが殺風景なので、あまり違和感がありませんが、今後どのようにこの風景が変わって行くのか少し不安も。庭が緑に包まれる頃には、砂利の間から雑草が生え、周囲となじんでくれることを願っているところです。

アプローチ、バリアフリー・・・・・様々な問題を抱えているこの美術館。景観を考慮しつつ、解決しなければならない事がいっぱいです。
プロフィール
今井繁三郎美術収蔵館の管理人
美術収蔵館の周辺での出来事などをお便りしていきます。
アクセス解析
忍者ブログ [PR]