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ブログ 美術館だより

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2024/04/25 (Thu) [PR]
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2007/04/10 (Tue) 看板を設置しました
27fd50c1.JPG先日の日曜日、美術館周辺に看板を設置しました。地盤がゆるめなので、あらかじめ杭を打って、それにしっかりと看板をくくりつけて終了。ご覧の通り、手作りです…。


b23f27e4.JPGこちらは藤島・酒田方面(羽黒第二小学校方面)から来た所にに立っている看板です。小高い畑の上にポツリ。画像をクリックしてどうぞお確かめ下さいませ。

1e72945a.JPGそして、こちらは鶴岡・松ヶ岡方面から来た所に立っている看板。この看板を目印に簡易舗装の農道を進み、柿畑の中を通って、当館着。

…と、すんなり辿り着いていただければ良いのですが。

詳細な地図をご希望の方には、FAXにてお送りすることも可能です。その際は、どうぞ当館へお問い合わせ下さいませ。
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2007/04/06 (Fri) ついに発売!
昨年の秋のこと。昭文社発行の「サーベイ山形」というガイドブックに、今井繁三郎美術収蔵館を載せていただけるという、嬉しいお話がありました。編集を担当している会社に、館内を写した画像をメールで送ったのですが…
時は過ぎ、すっかり忘れていたある日の新聞に、そのガイドブックが近々発行されるという記事が!その内容によると、今までのガイドブックとは異なり、全て口コミ情報によるもので、「接客態度が良くない」等の声も載せている、とのことでした。1c61b01f.JPG
とはいえ、あくまでもガイドブック、そんなにひどい事は掲載しないであろうと思いながらも、ついマイナス思考になりがちな私は、よくお客様がおっしゃる「何度か来たけれど、いつも休館だった」「看板がわからなくて道に迷った」というような言葉が頭をめぐり、4月の発売をハラハラしながら待っておりました。
そして本日、とうとうその「サーベイ山形」を本屋さんで発見!そうっと手に取り、ドギマギしながら当館の掲載部分を読みました。・・・・・ふぅ、安堵の溜め息。マイナスポイントは冬期休館でした。(これは仕方のないことなので、どうぞご了承下さいませ)
昭文社「サーベイ山形」 当館はP.173に載っております。
2007/04/01 (Sun) 春の開館準備
6774f72c.jpg毎日どんよりした空、降ったり止んだりする雨。まだまだ寒く、日陰には雪が残っていますが、ちゃんと春はやって来ました。庭のあちらこちらに顔を出したふきのとう(こちらでは“ばんけ”と呼ばれています)も、少し背が伸びたかな?

さて、冬期休館していた当館もやっと開館の準備です!当初は本日4月1日を目処にしていましたが、私事で少し遅れ、昨日からやっと取りかかりました。ad4aad3b.jpgこちらは2階奥の展示室。天井が低いため、12号以下の小作品が並んでいます。展示用のレールやワイヤー等がないため、釘や額の裏の紐の長さで位置を決めます。1階の第二室は逆に天井が高く、飾る絵も100~150号の大きな作品が。絵を奥から引っ張り出し、どの絵を飾るか…決めるのも、運ぶのも一苦労です!
絵を掛け、甕を起こし、重労働の後は筋肉痛が待っています。
次はお掃除!冬の間の汚れを綺麗にして、皆様をお迎えしなくては!!

※携帯カメラの画像なので、画質がよくありません。
2007/03/22 (Thu) 鳳凰
3月になって真冬のようなお天気が続いています。年度末ということもあり、日々慌しく過ごしているうちに、今月もあっという間にもう下旬。久々の更新です。

私事で恐縮ですが…
昨日娘の卒園式があり、その後、鶴岡駅近くの鶴岡第一ホテルで謝恩会が開かれました。会場は「鳳凰の間」。ふと、足元のカーペットに目をやると、
e148508e.JPG
「あれ、これは??」
年季の入ったこのカーペット、確かに見覚えのある柄です!!


ee66cdd1.JPG
家に帰って、引き出しの奥から出してみたスカーフ。今井が随分前(20年位前?)にデザインしたものです。同じ柄で色違いのこのスカーフは、色ごとにシルクの素材感も違います。作られたばかりの頃は当館でも販売していましたが、既に完売しております。

思いがけない所で出逢った今井のデザイン。すっかり私の記憶から消え去っていましたが、そういえばそうだったような…?
最後にひいおじいちゃんに祝福されて、娘の幼稚園生活も終わりました。
前回の続きです。
全国から寄せられた電話の内容の8割は、「画集や図録がほしい」というものでした。20年近く前に出版した画集1・2集はもう随分前に完売しており、過去に図録は出していないので、その旨をお伝えすると、「絵が載っているものなら、何でもいい!」とおっしゃる方多数。初めは「過去の個展の案内状(はがき)で良ければ、差し上げることが出来ますが」と答えていたのですが、あまりにも多くの方からご要望をいただき、とても対処できる件数ではなくなってきてしまったのです。
そこで、急遽家族会議を開き、この声にどう応えたら良いか話し合うことなりました。
最初に考えたのはA4三つ折サイズ位のパンフレット状のもの。あくまでも無料で配布するつもりでした。しかし、「画集がほしい」という方が、あまりにも簡素なものでは、貰っても嬉しくないのではないかと考え直し、図録まではいかなくとも、もう少しまともなもの=小冊子を作製することに決定。掲載する絵も、番組で紹介されたものを中心に、他の代表作や個展の案内状もいくつか紹介してはどうか。過去に書かれた今井の文も入れてみてはどうか。印刷の質はなるべく良いものを…等々、話し合いは連日深夜まで及びました。
そのようにして出来上がったB5版全14頁の作品集は、結果的には予算上有料となってしまい、当初「無料で差し上げます」とお伝えした方々には、大変申し訳なく、心苦しい思いでした。購入された方の中には、中途半端なものに感じられた方も多かったことでしょう。家族で運営しているため、今の時点ではこれが精一杯だということをご理解いただければと思います。
                          4f28380b.JPG

ずっと画集第3集を想いながら、結局叶わず逝ってしまった今井。その意思を受け継ぐにはもう少し時間がかかりそうです。
プロフィール
今井繁三郎美術収蔵館の管理人
美術収蔵館の周辺での出来事などをお便りしていきます。
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